神聖なる富士山の鳥居を訪ねる旅

河口浅間神社は、864年（貞観6年）に富士山の大噴火を鎮めるために建立され、その後、翌年には富士山の神様である浅間大神が祀られました。
境内には、樹齢1200年以上の七本杉があり、そのうち2本が特に注目され、「縁結びの杉」として人気があります。

また、富士山の噴火を鎮めるために行われてきた伝統芸能である「稚児の舞」は、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
この舞は、毎年7月28日の太々御神楽祭で女子児童によって奉納され、神聖な雰囲気の中で伝統を守り続けています。
このように河口浅間神社は、歴史と伝統が息づく重要な場所として、地域の人々や信仰者にとって特別な存在です。

滞在時間目安：30分～

富士山の遥拝所は、河口浅間神社から歩いて約30分の場所に位置しています。
2019年に整備され、山林が整えられ、鳥居が立てられました。
ここでは、遠くから富士山を敬拝することができ、自然と信仰が調和する美しい場所として知られています。

遥拝所の敷地内には、多くの桜の苗木が植えられています。
特に注目すべきは、福島県の「三春滝桜」、山梨県の「山高神代桜」、岐阜県の「根尾谷薄墨桜」など、日本を代表する美しい桜の種類が一緒に植樹されていることです。
これらの桜は、数年後には訪れる人々に季節ごとの美しい光景が見れることでしょう。

また、遥拝所への道のりには、河口浅間神社の末社である「母の白滝神社」もあります。

滞在時間目安：30分

「富士大石ハナテラス」は、2017年7月5日にオープンした複合店舗施設で、大石公園に隣接した場所にあります。
建物は、自然が映えるように白壁で統一されており、山梨県にゆかりのある個性豊かなお店が立ち並んでいます。

河口湖畔の厳しい景観基準に合わせて低層で設計されており、建物間にはゆとりがあり、店舗間を移動する際には、植物や小川が配置された石畳の散策路を歩きます。
この設計により、リゾート気分を味わいながら様々なお店を楽しむことができます。

滞在時間目安：60分～